「冒険少年」で、｛あばれる君が軽井沢近郊の山を300万円で買って、山小屋を建てる企画｝を遣っていましたが、山全体はもっと面積が広くて、価値は7億円とか･･･。

　でも、普通はそうではないんですよね。

　今回、山林を相続する羽目になったのですが、不動産屋に頼んで売却をしようとすると、｛この辺は誰も買ってくれない｝とのこと。「贈与で良いから」と申し出ても、貰ってくれる人はいないそうです。では、「町に寄付する方法は？」と聞くと、町でも不要とのこと。貰うと管理が大変で、予算も無いとのことでした。

　実際、山林を持つと、維持するだけでもお金が掛かって大変なんです。管理費だけ掛かって、生み出される価値が、何にもない！　これは或る意味、マイナスの価値になっているのではないかと思われます。

｛人が死んで相続ができないと、土地はお国に戻ることにはなっているが、名義が変わる訳ではない｝実際、もう死んであの世に住んでいるお爺さんの名義になっている場所が、いっぱいあるのだそうです。

⇒相続手続きをしないまま時が過ぎると、相続関係もごちゃごちゃになる･･･。それを解決するだけでも大変･･･。

　困ったことに、おそらく全国中の田舎の普通の山が、そういう状態になっているのではないかと思われます。

　では田や畑については？

　困ったことに、それも同じ状態でした･･･。今は農業を遣る人がいないのです。

「ただで貰ったとしても、管理に費用と労力がかかって割に合わない。何も持っていない方が良い」

　ちなみに、先のテレビ番組の軽井沢の山ですが、その隣り町にある「別荘地として開発され、売り出されていた山林」も、今は「70坪で11万円」になっていますし、その隣の区画数か所に至っては、「贈与」と書かれて広告されています。

　さて、大陸の或るお国では、土地所有が許可されてはおりません。土地が欲しければ外国の土地なら買えます。日本には「贈与状態で待っている土地」が沢山あるのですから、登記費用だけ持てば、土地は存分に買うことが可能です。実際、日本の国土の数割程度が、ほぼ費用無しに等しい価格で買えるのではないかと思われます。今後、どうなるのでしょうね？

　その昔、アメリカ合衆国はアラスカを「購入」で手に入れ、今は立派な国土の一部になっています。そういう歴史的事実が、頭を過ります。武力行使なんてしなくても、自然な方法で国土が手に入るのでは？

　ちなみに、島を買おうかと思って調べてみると、数千万円はします。でも、本当にそうなんですかね？

　テレビ番組で「ここは、ゼロ円なんです」と放映されてしまうと、日本政府の政策上非常にまずいので、「表面上の価格で放送しているのかなあ？」なんて、邪推してしまいます。 

　介護が終わって一人の生活になったら、南太平洋の島に住みたい希望がある私･･･。

持病はないし薬も飲んでないし、飯も少しで済むし･･･。死んだらお墓は不要で、そのまま海に沈んでお魚さんの餌になって地球に戻るのが夢なんですが・・・。

（できたら、ペリリュー島辺りの青い海がいいですけどねえ・・・）

 （追記）

　ちなみに、田舎では町内会費は高いです。都会では町内会に入るのは随意で、2割くらいの人は最初から加入しない。どんど焼きや納涼祭なども催す土地柄でも、町内会費は年4,000円くらいでした。

　田舎ではひと月1,500円＋アルファ。年換算でだいたい5倍も高い！　しかも、昔から住んでいる人ばかりで、村のしきたりは守らにゃならんようで、自分だけ除外、は許されない。

　年で数万円は結構きついのです。

　緑の羽根募金や赤十字も、町で率先して遣っていて、（強制ではないと書かれてはいますが）、寄付金袋が回ってきます。

　あと、水道料金が高いですね。都会に住んでいたころの倍くらいです。下水道代が結構高く感じます。