今回のネパール行きは、JA9LSZさんとJA8MWUさんに助けていただき、彼らの友人であるネパールの方のお宅にお世話になることになりました。16日の0時に羽田を出発、午後にカトマンズの空港に到着して、すぐにお宅に伺い、アンテナを設置、夕方から14MHZCWでオペレイションに入りました。
お宅には屋上に21MHZ用HB9CVが上がっており。WARCバンドもロータリーダイポールが上がっていますが、ローテータ等の接続に自信がなく、また、細かい周波数調整にも自信がなかったため、持参のデルタループを屋上に展開させていただくことに致しました。
初日の16日はそれで運用し、翌日の停電時間に7MHZ/10MHZのMVを上げたのですが(竹竿を用意してもらいました)、鉄のポールの影響からか、どうしても周波数が低い方に合って、修正できません。それで、屋上から壁伝いに下に垂らす方法で設置してみたところ、何とか目的周波数でSWR=1.3程度まで来たので、それで運用を試みました。本日までの実績としては、14MHZ/18MHZの電信が比較的コンディションに恵まれ、多くのQSOが出来ました。交信いただいた各局、ありがとうございました。
なお、ネパールは計画的に停電を行っており、毎日、日中は6時間ほど、夕方に3時間ほど停電します。(時間帯は日々、変わります。インターネットで告示されるそうです) 停電のことは聞いていたのですが、こんなに長い時間、計画的に止めているとは思ってもみず、大変、驚きました。停電のないときを見計らって運用しており、時間的にやはり、18MHZか14MHZが主になりそうです。
今日の19日の土曜日は、国中休日のため(日曜日は仕事をするのだそうです)停電時間が長いこともあって、ご家族の皆さんと一緒に、郊外にピクニックに行ってきました。戻ってからオールアジアに出始めてみたのですが、すぐに停電時間に入り、今、この記事を書いている、というような状態です。(非常用設備で、電灯とインターネットのみ稼働するそうで、それに助けられております)
今回は短い期間の運用で、来週月曜日には帰国の予定です。
屋上のデルタループは、こんな感じです。高さが結構あります。(10m+5m くらいの高さに水平部のエレメントが来る感じ)
こちらでは、毎日、午前中はお天気が良く、日中は日差しが強い。午後には雨が来ますが、すぐに上がります。夜は過ごしやすく、蚊もいません。
町は車とバイクと人が凄く、信号のないところを自由に横断するので、タクシーに乗っていても気が気ではありません。よく無事にやっているなあ、という感じです。左側通行で日本と同じですが、とても、ここでは運転は出来そうにありません。
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